犬とタバコの害。受動喫煙・副流煙の影響力

タバコが犬に及ぼす悪影響は具体的にどのような影響力やリスクがあるのか、様々な危険性である受動喫煙、副流煙の問題などをご紹介します。飼い主だけの問題だけではありませんよ。

受動喫煙は人間も犬も猫も受ける

犬とタバコの害。受動喫煙・副流煙の影響力

喫煙により生じた副流煙(たばこの先から出る煙)、呼出煙(喫煙者が吐き出した煙)を発生源とする、有害物質を含む環境たばこ煙(ETS)に曝露され、それを吸入することですが、煙草の害は人間だけにとどまらず犬猫の動物たちにも悪影響があるのですが、実際どういった健康リスクが伴ってくるものなのか。

受動喫煙で吸い込む副流煙は主流煙よりも強い毒性を持つ

受動喫煙で吸い込む副流煙は主流煙よりも強い毒性を持つ

タバコは吸っている人よりも周りの人の方が害を被ると言われていますが、以下に子どもと犬などのペットへの命の危険性が高まるのです。

煙草と子どもへの影響

  • 自然流産1.1~2.2倍
  • 乳幼児突然死4.7倍
  • 低体重出生1.2~1.6倍
  • むし歯2倍
  • 肺炎・気管支炎1.5~2.5倍
  • 気管支喘息1.5倍
  • セキ・タン・喘鳴1.5倍
  • 中耳炎1.2~1.6倍
  • 呼吸機能(1秒量)低下
  • 全身麻酔でのトラブル1.8倍
  • 知能低下(IQ 5%低下) など (1)

犬への影響

パグ、チワワなど鼻の低い犬たちは特に肺癌を発症する傾向がある

鼻の長い犬

ダックスフンドやコリーなど鼻の長い犬たちは鼻がんのリスクが250%増加

鼻の低い犬

パグ、チワワなど鼻の低い犬たちは特に肺癌を発症する傾向がある

全ての犬

皮膚病、アトピー性皮膚炎 (2)

犬が散歩中たばこ誤飲でニコチン中毒

散歩中に犬がたばこの吸殻を食べることがあります。なぜだか、かつて愛犬ズィーナ(大型犬シェパード)を里親として新しい家族になりたての頃、朝の散歩でパクリ!
たばこの吸殻を食べてしまったのです。幸い排便で吸殻が出てきたのですが、ニコチン中毒になるためとにかく吐かせるなど体内から出すことは大事です。

タバコ拾い食いさせない方法

前の飼い主さんからもらった車用のシートがタバコ臭かったことをふと思い出したのですが、とにかく散歩中にまた食べないようにコレクト(正す)しつけは大事ということで、男性ならチョークチェーンで食べそうになった瞬間(瞬時に)リードを引っ張ることです。
女性で力の強い大型犬などの場合はプロングカラーで散歩をし、同様に拾い食いしそうになったら躊躇せずコレクトすることです。
そうすれば、「食べちゃいけないんだ。」と理解するようになります。

どうしても吐き出せない、小型犬などの場合

獣医さんに早急に相談しましょう。特に小型犬などは体が小さい分体内への影響が早く進行する可能性もあります。また知らない間にタバコを食べてしまった可能性がある場合は、まず口の臭いを確認しましょう。
それから一生懸命嘔吐しようとしているなど、様子がおかしい時はとにかく獣医さんに連絡をすることでリスク回避しましょう。

犬や猫など電子タバコ(ベイプ)は影響はあるのか?

犬や猫など電子タバコ(ベイプ)だと影響はあるのか?

実は2009年にFDAの実験によると、2つの有名ブランドの電子タバコで18種類のカートリッジで不凍剤に含まれる成分を含む有害な癌を引き起こす化学物質がある事を発見。
次いで2014年電圧レベルの高い電子タバコ(ベイプ)は、発癌性物質であるホルムアルデヒドの量が多いことが判明したのです。(3)

ベイプを吸う環境で犬猫が自分の毛を舐めることのリスク

そういうことは、タバコも、電子タバコ(ベイプ)でも、空気中、カーペット犬猫の毛などあらゆるところに煙が付着するということ。
つまり犬たちは自分の手入れをするために、身体や毛を舐めること。つまりペットたちへの癌リスクがゼロではない環境であるということを考えたいものです。

猫を飼ってタバコを辞めたケース

ヘビースモーカーの友達は、室内でも野外でも近くに子どもがいると、ピタッとタバコを吸うことを止める人でした。
ただ一人の時、彼女ができたら辞めるかと思いきやそうではなく。

どうやったら煙草が辞められるのか。

そこで猫を飼ったところ、猫好きの彼は猫の健康を気遣い(自分ではない?)、次第にタバコなしでも生活できるようになったのです。
タバコで自分の肺や歯を汚すだけでなく、家族、ペットたちの健康被害があること。

ベイプを吸う環境で犬猫が自分の毛を舐めることのリスク

タバコは中毒性があり、辞めるのもそう簡単ではないと言われていますが、愛する人、ペットの「癌」や「病気」のリスクを下げるためにタバコについて今日、家族と話してみませんか?

幼い頃から犬と一緒の環境で育つ。独立後、1代目シェパードホープからレスキュー施設より里親として迎え、2代目ズィーナは殺処分寸前に保護しゼロからしつけ開始。性格が正反対の犬の行動や心理を日々研究中。同時にしつけながら実体験したこと、感じたことを書き留めています。

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