繁殖引退犬の里親問題

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つい先日、NHKで取り上げられていた繁殖引退犬の問題について。あまりにも悲しい日本のブリーダー事情と社会問題をどう受け止め、向き合っていくべきか解説していきます。あなたはどう感じますか?

繁殖引退犬とは

繁殖引退犬の里親問題

ブリーダーで繁殖するために、飼育されている犬が6歳以下または出産6回未満など国で定められた年齢を超えて、繁殖をすることが認められない犬たちのことを言います。

ただ、とても悲しいのは犬はただ金のために、子供を産み続ける道具のような扱いである悪いブリーダーが多いという現実です。

繁殖引退犬差し上げます

犬種問わず、某訓練所などのウェブサイトなどを見た時に、実は私達は前々からこういう「繁殖引退犬」という文字に敏感に反応していました。

ある程度の年齢になって、繁殖できないと安く売ったり、あげちゃうものなのか。金づるだけのためって本当に私達にしてみると考えられない次元で、悲しいなと感じていました。

犬は「モノ」?

繁殖引退犬の里親問題2

今回のNHKで取材していた小型犬ブリーダーの犬舎などの様子が映されていましたが、どうみても衛生状態は良いとはいえないことだけでなく、

「今年も赤字ですね〜。」というブリーダーの女性の話しを聞いただけでも、犬を「モノ」としか考えていない酷い経営者にしか見えませんでした。

チワワだったでしょうか。目やになど目の周りが茶色くなっていていかに犬の手入れをしていないかがわかりました。

保護施設で引き取れるのは2割の理由

繁殖引退犬の里親問題5

こうした繁殖引退犬を引き取ってくれませんか?とたくさんの声があるものの、2割程度しか保護することができないというのです。

それはなぜか。犬たちの多くは4歳、5歳と成犬ですが、色々な問題を抱えているのです。

犬のストレス問題

  • 外でリードで散歩にも行ったことがない
  • 今までケージから出たことがない
  • しつけを一切受けていない など

関連記事:ストレスで犬がペットシーツやおむつを食べている可能性も。

繁殖引退犬の里親問題6

これでは、里親として犬を譲渡したい新しい家族にとっては大きな壁となるため、なかなか引き取り手がないという悪循環な流れができているということで、繁殖引退犬の一生は保護施設の中のままという状態ということでした。

こういったペットビジネスをでも許してしまう国、日本。

これが不幸な動物たちを生み出している根本的な原因ではないでしょうか?

繁殖引退犬の里親問題3

日本の動物愛護に関する法律は改善されてきたといえど、まだまだボランティア施設などばかりがこういった悪いブリーダーに振り回されつづけている日本。

新型コロナとペットブーム

ここ数年で自宅自粛なども含めて外出できないこともあり、犬猫などのペットを飼う家庭も一気に増えてきました。

近所の大きな運動公園でも、コロナ前にはそこまでではなかったドッグコミュニティが倍以上に増えていますが、かわいい犬たちが増えたことでマナー違反である飼い主も同時に増えてきていることが非常に問題です。

排泄物を置きっぱなし。

非常に問題で、今までマナーがよく使っていた公園であっても、あたかも私たちも関係しているのだと勘違いされたり、張り紙で「散歩に利用しないでください。」など、こちらは社会化の訓練として通っていたスーパーマーケットであってもNGになってしまう始末なのです。

ぜひ犬猫などのペットたちが、快適かつ安心して過ごせること、つまり飼い主さんのマナー向上やさらなる法改正を願います。

あなたには何ができますか?

関連情報:犬を飼う前に知ってほしいこと

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KUMI

幼い頃から犬と一緒の環境で育つ。独立後、1代目シェパードホープからレスキュー施設より里親として迎え、2代目ズィーナは殺処分寸前に保護しゼロからしつけ開始。性格が正反対の犬の行動や心理を日々研究中。同時にしつけながら実体験したこと、感じたことを書き留めています。

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