犬を飼って大変なこととは?コロナで犬飼育需要急増中

犬を飼って大変だとは思っていなかったという飼い主が増える理由は、新型コロナの影響で犬を飼い始めた人が急増したから。
在宅ワーク、自粛でお家時間が増えた今、その分犬を飼う問題点と、これから犬を飼う前に知っておくべきことをまとめました。

新型コロナで犬を飼う人が増えている

犬を飼った理由TOP5

1位:コロナの影響(20人)
2位:寂しかった(19人)
3位:もともと飼いたかった(17人)
4位:子供のため(14人)
5位:譲ってもらった(10人)

寂しい、お家時間が増えた、理由は様々あるものの、犬を飼うことで癒しを求めている人が増えているという様です。
一方犬は賢いイメージを持って飼うと、大変なことになるということも飼う前に知ってほしいのですが、飼ってみて実感する悩みが多くあるのも事実。

(参照元;https://serai.jp/living/1015840)

犬を飼って大変?

犬を飼って大変なこととは?コロナで犬飼育需要急増中
犬を飼って大変なこととは?コロナで犬飼育需要急増中

犬を迎えて感じている悩みなど

1位:しつけが大変(62人)
2位:世話(散歩など)が大変(48人)
3位:思ったより費用がかかる(43人)
4位:感染症が心配でドッグランに行きづらい(7人)
5位:テレワークの時迎えたがテレワークではなくなり、飼育が大変(4人)
6位:ない(3人)
7位:その他(10人)

ほぼ初めて飼う人が思うのは、犬のしつけ、世話が大変であるということ。

そうです。犬は個体によっても性格は異なりますし、しつけをして覚えるまでに非常に時間を費やしていく必要がありません。

警察犬の訓練も同じ

何度か警察犬の訓練を見ていますが、毎日同じ訓練を繰り返し繰り返し・・・時間も体力、労力も半端なことでは警察犬になることはできません。

仔犬のしつけが大事な理由

人間の子どもも小さなころから様々なことを教え、脳から、体から、心から色々な刺激を受けて学び知識を得ていくのと同じ、子犬の時期にしつけをしっかりと積み重ねていくことは大切なことなのです。

それでは、これから犬を飼う人に知っておくべきポイントをご紹介します。

犬を飼う前に知ってほしいこと。本当に飼える?

1.犬の特徴をまずしっかり学ぶこと

先ほども言ったように、犬によって性格も体も、そして寿命も異なります。

2.犬のしつけは根気と体力が必要

子犬の時期からであっても、里親として犬を迎え入れても、毎日根気よく犬の世話をすることが必要であり、本気で犬と向き合っていかないと犬はあなたを飼い主、マスターだとは思ってはくれません。

また、子犬の時期にいつも「かわいい、かわいい」とおもちゃのように、甘やかすことをして悪いことも良いことも区別をつけず可愛がって、抱っこ抱っこのようにしていると成犬になって言うことを聞かなくなり犬自身が「自分が上」と認識するようになるため、飼い主を下に見るようになります。

こうなった時に怖いのは、飼い主を噛んだり、場合によって家に来た来客全てに牙を向け警戒したり、酷いと噛みついたり攻撃的になるということです。だから、かわいい、かわいいと何でも許すということではなく、犬に良い悪いのしつけを小さな時から徹底的に行うことは非常に重要なのです。

そして、犬の大きさや性格、体格にもよりますが特に中型~大型犬を飼うならば飼い主自身の体力も必要ですので、日々自分自身の体力トレーニングもおすすめします。散歩中、遊んでいる最中の転倒は良くあることです。これは甘くみではいけません。犬も本気で遊び体当たりしてきます。

3.犬の飼育は費用が掛かる

犬を飼う上で最低限掛かる費用は以下です。

  • 日ごろのご飯代
  • 身の回り品
  • お出かけグッズ代
  • 医療費
  • 犬によってシャンプーやトリミング代

これは、小型犬、中型犬、大型犬、その犬の状態によっても費用は様々。

4.マナーを守る

犬を飼う際、マナーも大切なことです。
これは犬の散歩の際の排出物マナー、人や犬とすれ違う際のマナーなど。
犬をただ散歩させるだけでなく、飼い主を引っ張らないように、飼い主が犬をコントロールする様に、しつけをすることも必要です。
それは未然に事故を防ぐことでもあり、また犬の首を傷つけないためでもあります。

そして犬が1番と考えさせるのではなく、飼い主が行く方向、速度、タイミングを教えることで犬が飼い主との上下関係もより理解するのです。

犬とこどもの距離

犬とのマナーとして、大型犬、小型犬などサイズを問わず気を付けたいのは、子供との距離です。
子犬の時期から犬を飼ってしつけをしっかりしていても、小さな子どもがいる場合、子どもは犬のことをしっかり理解していませんし、犬も能力的には人間の2,3歳児程度のためボール遊びをしている子どもに突然突っ込んでいったり、逆に犬がおもちゃで遊んでいる際に子供が手を出してしまったりということはよくあることです。

これは大人が、犬と子供の距離を把握しなければ、大事故に発展します。
いつも穏やかな犬であっても、赤ちゃんや幼児など、犬との距離をいくらか離して1秒たりとも目を離してはいけません。ちょっとおかしいかな?と思うならば、犬を別の部屋に移動させるなど徹底的にケアをしましょう。

5.最期まで犬はあなたの家族

今回のように、新型コロナの影響で犬を飼い始める人が急増していること、つまり新型コロナの影響がなくなったら家にいる時間が減るため、犬を手放してしまう人も増えるのかという不安は大きいです。
犬は都合のよいものではありません。

1度飼い始めたら責任を持って、最後まで家族として楽しい犬生を送らせてあげて、家族で良い思い出づくりを楽しんでください。
もしもう飼いたくないな、なんて思った時は、我が家のジャーマンシェパードのズィーナやホープのように、殺処分をされそうな犬が日本国内にも多くいるという悲しい現実があるということ、あなたが思っているよりも犬は心があるということを忘れないでほしいのです。

 

 

 

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