チョークチェーンで犬のしつけをしてみたものの、犬が言うことを効かないのはなぜ?そんなあなたにハードドッグのためのしつけグッズの1つとしてプロングカラーをご紹介しましょう。
チョークチェーンが効かない

テレビ番組でもダメ犬を躾するときによく使用するのはチョークチェーンですが、犬の性格や力によって反応しません。


気性の荒い犬や力の強い犬に
我が家の保護犬シェパードのズィーナはチョークチェーンはバックアップ用で使用しますが、ボスの散歩では問題はないのですが、女性である私には同様に引っ張っても言うことを聞いてくれません。
女性では効かない
警察犬訓練士さんにもチョークチェーンで訓練をしていたところ、
女性では効かないよ。
と言われてしまいました。
「・・・。」そうです、頑張って強く引いても何のその。ボスが散歩する時とは違い「はい、ご主人様。」と私へ服従させられる力がありません。
でも諦めるのはまだ早いのです!いくら鍛えても大型犬のパワフルな力に負けてしまう女性の救世主的犬のしつけグッズがあることを知っていただきたいのです。
プロングカラー(ピンチカラー)で瞬時に効かせる

アメリカのトップクラスの警察犬を輩出させているベテランの訓練士さんが使用するのはプロングカラーです。
見た目は鋭いかと思いますが、各パーツの先端は痛くありません。
母犬に叱られるイメージ
着用と使用方法をしっかり覚えれば犬にも女性にも安心して使える犬の躾グッズで、かれこれ二年くらい使っていますが、私一人で散歩する時は必須アイテムです。
瞬時に引っ張るのですが、チョークチェーン程力いっぱい引っ張らずとも言うことを聞きます。よく仔犬が母親に叱られる時首根っこをパクっと噛むことがありますがああいったイメージです。
これなら大人しい
プロングカラー(ピンチカラー)を装着して散歩をすると、私といい距離を保って歩きます。何故かって犬が先に行こうならば、プロンカラーが首に当たるので痛い思いをするならば考えて歩こう。という意識が働くようです。
着用方法【4ステップ】
各パーツは取れます。
犬の顎に一番近い位置に装着します。またリードを取り付ける位置は犬の頭の真後ろになるようにします。
プロングカラー(ピンチ)の着け方

1.各パーツはこういった感じです。片手で装着、もう片方で着けたい部分を押さえてます。犬の首のサイズによりパーツの個数は調整します。

2.各パーツが取り外しができ、この写真のような部分であれば好みの部位から装着ができます。
↓次ページにて↓大事なこと。【3】の上手く着ける方法のポイントをご紹介です!お見逃し無く。

3.人差し指と親指で少しパーツを押しながら、もう片方のパーツに取り付けます。(ちなみに女性の私でもできます。)※女性でも一人でできるようにすると安心です。

4.装着途中は写真のような感じになりますので、こういった感じになりましたが最後までしっかりと取れないように取り付けられればOKです。
サイズ調整方法
- プロングカラー(ピンチカラー)を取り付けた時下にずり落ちない事
- 呼吸をしにくいほどきつくし過ぎないこと
上記のポイントを押さえながら微調整が必要です。
では続いて正しい、間違ったプロングカラーの着け方について写真をみて分かりやすくご紹介します。コレを間違えてはいけません。
プロングカラー(ピンチカラー)装着位置とは?

正しくはこちらです↓

正面からの写真を見ても分かるように、口の下に四角の金具が来るように設置をします。
↓最後のページでは、リードに着ける際の2つのリングの使い分けやアメリカの警察犬が使用する万全な装着グッズと一緒にの取り付ける方法や順序についてご紹介します。お見逃し無く^^
2つあるリングの使い分け

シングルリング、この1つのリングだけを着ける場合は、犬が引っ張ると若干チェーンが伸びるため、その分数秒ですが効くまで時間があります。(私)は基本的に下記の写真のようにダブルリングでリードに着けています。(ボスはチョークチェーンでも力があるので、問題なくコントロールができますが女性は)

こちらです。ダブルリングの方が効きがすぐ締まるため効果的ですが、犬の個体差もあるかと思いますので、散歩中にどちらがよいか試して様子をみるのもよいでしょう。
※因みに我が家のGシェパードのズィーナは、散歩中引っ張りませんが、まだまだ心のリパビリ中のため万一の時のために装着をしています。何かあってからでは(犬も飼い主も)大変ですからね。
利用上の注意点【重要】
- 一日中つけっぱなしにしないこと
- 食事中は外すこと
- トレーニング以外は使わない
- 各パーツが取り外しが出来る分同時に各パーツがしっかり接続されているかメンテナンスを定期的に行う
- 間違った使い方をしない
- 装着時に必ずしっかり接続できているかを確認。
二重でしつけ首輪を装着
今まで使用をしていて外れたことはありませんが、プロングカラー(ピンチカラー)が取り外しが可能な反面、万一何らかの反動でパーツが緩んでしまった場合、散歩中や訓練中に逃げ出す可能性があります。
よってプロングカラー+チョークチェーンと二重で装着しておくとプロングカラー(ピンチカラー)が外れてもチョークチェーンが付けられている為、逃げられることはないのです。
犬が逃げ出して犬や人問わず危害を加えてしまっては大変ですので、万一の対策をすておくことをオススメします。
小型犬も中型犬も大型犬も
プロングカラー(ピンチカラー)は大中小犬の大きさによらず、活用ができます。
ただ、小型犬の場合金具パーツの大きさも大型犬のものに比べ小ぶりです。アメリカに住む友人の家でも小型犬にプロンカラーを使っていることに驚きましたが、
小型犬でも中型犬でも気性の荒い犬や言うことを聞かない犬の躾にはこういった方法も有効なのです。
本当に使って大丈夫?
見た目がハード系なので、心配であれば犬に使う前に自分の腕で試してみるといいでしょう。
犬の毛があるのでトレーナーなどの長袖の上から装着して感触を知っておくとより安心かも知れませんね。
散歩中吠えるけどコントロールできない時

散歩中に犬に吠えかかるなどまだ訓練中の犬は、写真の順番で三重で取り付けます。
- プロンカラー(ピンチカラー)※同メーカーが販売されていないので類似品にて紹介
- トレーニング電子首輪(GPSの有名ブランドであるガーミン製利用中)
- チョークチェーン
これはアメリカの警察犬が取り入れている犬の躾グッズです。

私の散歩はいつも全装着で万全対策です。
保護した犬やしつけができていない犬には躾が必要です。
何かあってからでは遅いため、こうした装備をして犬の為にも飼い主が転んで怪我をしないためにも役立つものだと考えています。

因みに我が家のズィーナはプロの警察犬訓練士も愛用しているドイツ製こちら丈夫なプロングカラーを愛用しています。
<犬の訓練を効率よく行いたいあなたへ。お問合せ>
※2018年6月現在、同メーカーのピンチカラーはアマゾンで販売されていないようですので、ご希望の方へプロングカラーの海外取り寄せも可能です。(犬の首周りのサイズ、個数、送料確認のため郵便番号をお書き添え下さい。)
特に大型犬の力、散歩中もこれで安心。取り付け方、使い方を覚えれば、女性でも安心。少しでもお役に立てたら幸いです。