クリスマスの飾り-犬の安全第一!6つのチェック項目

毎年家族が楽しくなるクリスマス!しかし毎年クリスマスや年末年始の獣医さんがお休みの時に限って犬やペットが事故や病気になることは少なくありません。
犬が大惨事になる前に、クリスマス飾りを楽しみながら犬も安全に過ごすための6つのチェックをしていきましょう。思っている以上に危険がいっぱいなのです。

1.クリスマスツリー固定で安全確保

クリスマスツリー固定で安全確保

好奇心旺盛な犬や子犬にとって、キラキラしたデコレーションいっぱいのクリスマスツリーはおもちゃの宝庫。

まず注意したいのはクリスマスツリーに飛び掛かってしまった時に転倒しないかです。小さければ大丈夫とも言えません。2メートル近いものならしっかり固定できているか、ぜひ確認してください。

2.クリスマスライトに噛みつく危険性

煌びやかで楽しそうなクリスマスツリーに飾られた沢山のライト。いろいろな動きをするので、歯ごたえもあるコードは犬やペットにとって気になる存在です。
特に子犬やいたずら好きの犬がクリスマスライトに噛みつかないように、延長コードを付けてコードを保護したり、コードは犬たちから見えない位置に設置しましょう。

3.鋭い装飾品やフックの注意

室内で暇を持て余している犬たちにしてみれば、クリスマスツリー飾りは、ボールにしか見えていない可能性が高いです。
手軽でいろいろな形に興味を持ってしまうかもしれないこと、それから飾りをツリーに飾る際に使う部品、フックなど鋭い形をしたものが多くありますのでぜひ注意をしてください。
万一飲み込んだ場合、喉や腸を傷つける可能性も大です。どうしてもいたずらしてしまう犬やペットならば届かない位置に設置をするか、ツリーの周りに行けないように囲いをつけるなど徹底しましょう。

4.幅広く長いリボン

クリスマスツリー飾り 幅広く長いリボンと犬

クリスマス飾りの中には、ツリー全体を巻く幅広いリボンなどもあります。中にはコーティングされていたり、ワイヤーが入っていたりしますので、飲み込まないように注意しましょう。

5.グリッター

クリスマスデコレーションの多くにキラキラ、テカテカしたグリッターのついたものが多くあります。
腸で消化するものではないため、いたずらして持っていかれる前にグリッター付きのものは犬たちの届かない位置に設置しましょう。

6.プレゼントの中身

プレゼントの中のチョコレートと犬

クリスマスプレゼントをツリーの下に設置したものの、美味しそうな匂いに誘われて犬がプレゼントを開けてしまった経験はありませんか?

嗅覚の鋭い、食いしん坊の犬たちにとって、特に注意したいのはチョコレートです。
甘くておいしいため、一緒に食べたい気持ちはわかりますが、チョコレートは犬たちにとって毒性のある食べ物です。

小型犬が板チョコを食べて救急搬送されたり死に至ることもあります。もちろん大型犬にとっても同様に危険な食べ物には変わりありませんので気を付けましょう。

寝転んでみて、下からどのように見えているのか調べるのもよし、揺らしてみるのもよし、人がツリーにぶつかって時にでさえ、飾りのグリッターもポロポロ床に落ちていることもよくあります。

楽しいクリスマス、そして年末年始を安心して過ごせるように、今のうちからぜひ徹底的に安全確保できる環境を作ってあげましょう。

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