なぜ警察犬K-9へ新しい安全なゲージが寄付されたのか?ピッツバーグ警察犬に起こったある事件との関連性についてご紹介します。
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実業家からの寄付が強く耐久性高い犬ゲージ
ニュースによると、ロビンソンの実業家NOXONから$12,000寄付は今まで使用していたプラスチッククレートより強く耐久性のある強くて耐久性の高いゲージ(ケージ)を購入されるために使用されたのですが、なぜこんなにも多額な寄付がK-9にされたのでしょうか。
プラスチックゲージ(ケージ)のデメリット
K-9ユニットを率いるマイケル・ラポート軍曹曰く、時間が経つにつれてプラスチックケージは、暑さや寒さから割れ(亀裂)が発生し破壊されることが多くあったということで、 今回の犬ケージは、アメリカ戦場で戦う軍用犬の使うものと同じものです。
戦場や現場でも利便性高い犬(ゲージ)ケージ
警察車両でスペースがないときは中型のスーツケース程度に折りたたむことができます。
また写真でわかるように、一般的に販売されているタイプよりもピッツバーグK-9サイズに対応するためにカスタムメイドされました。
警察犬K-9の安心感のために
これらの新しいケージ(ゲージ)は、心理的かつ犬の安心感があります。
「安全性」は輸送するための最良の方法だとラポート軍曹が重要なポイントとしてあげていました。
しかし気になるのは、なぜK-9への寄付があったのか。
実は深い意味があったのです。
K-9ロッコファンド
2014年1月28日ピッツバーグ警察署にてロッコ(8歳オス)という警察犬がとある事件現場に出動していました。
その際逃亡中の犯人と揉み合いになっていた警官を助けようと立ち向かいながらも、犯人に刺され腎臓と背骨に重症を負い、2日後に亡くなってしまうという悲劇的背景があったのです。
そこでNOXON氏が、ピッツバーグK-9メモリアル財団を通じ$5,000の寄付を発表したのでした。
実はロッコファンドは警察犬ロッコが刺されたという致命的な事件が起こった後$121,700.55が集まりました。
警察犬K-9防弾アーマーベスト
またロッコファンドを利用し、2015年12月には13個のK-9ユニット用カスタムメイドボディーアーマーベストも購入したのだそうです。
二度と同じ悲劇が起きないために、私たち人間を守り、また悪人を大事する素晴らしいK-9ユニットのための安心安全を高めるためのストーリーでした。
補足&K-9豆知識
またロッコK-9へ犯人が刺した刑罰は重く、たとえ犬とはいえど警察犬。警察の一員への危害殺害をしたという処罰はそう簡単に許されるものではありません。
K-9部隊に5年勤務した勇敢なロッコ、ご冥福をお祈りします。お空でホープと出会ってのんびり日向ぼっこや散歩をしていますように。