愛犬シェパードホープの死と向き合う

シェパードホープが亡くなってから6ヶ月が経とうとしているところですが、ペットロスなど心が落ち着くまでには非常に時間が掛かることが本当に実感できます。

愛犬の闘病生活から今まで

愛犬の闘病生活から今まで

急なことだったため、本当に毎日があっという間でもあり初めてのことばかりでとにかく毎日ホープが元気になるようにと出来る限りの事はしてきましたが4月上旬からの約1ヶ月半の間、彼は本当によく頑張ってくれたこと、一度捨てられた身にも関わらずこうして人間をまた信頼し愛して家族の一員として最期まで一緒にいてくれたこと、本当に感謝しています。

早期発見や自宅ケアのために

まだ半年あまり。でも闘病生活を振り返ってこうして書こうとするだけで涙が止まらないですが、私たちのように愛犬の病気をとことん戦って原因を少しでも和らげたり生活が少しでも楽にできることができるかもしれませんので、とにかく私たちのしてきたことを愛犬の病気で困っている皆さんに共有できたら嬉しいです。

ホープは帰ってきませんが、最愛の息子のように愛することができたこと、一生の宝です。

ペットロスと向き合うこと

ペットロスは、人によりそれぞれだと聞きます。
これは海外のサイトなどで調べた結果、特にシェパードを飼っている人は非常に心の傷が深いとも言い、6年、20年など想像を超える程のペットロスという時間が要するということを今回のホープの死で分かりました。

  • 犬だけでしょう?
  • そんなの考えすぎ
  • 何でそこまで引きずるの?

他人は他人、自分は自分

他人は他人、自分は自分。こういったネガティブな周りの話に耳を傾けて辛い思いはして欲しくはありません。

犬は本当に飼い主に忠実です。

泣いても笑っても、怒っても、見てないようで私たちを見ています。お話も沢山して楽しませてくれたり、時に生意気な声や表情をすることも。

時間が掛かっても恥ずかしいことではありません。
大丈夫です、ペットロスの悩みはあなただけではありません。
一歩ずつでも半歩ずつでも、お空の犬たちに幸せになってもらえますように。

これから少しずつ書き留めてきたことをお話させていただこうと思います。

Rest in Peace Buddy!!! Missing you everyday! 

犬とグアム海外渡米の思い出

グアムのビーチで楽しんでいるカメラ目線なホープ。本当に最期まで元気いっぱい走ったね。

 

【追記:2021年2月】

ホープごめんね、やっぱりこのペットロスの話でホープのことを想うと未だに大泣きしちゃうよ。といってもそれをみて先代犬たちと笑って顔をなめてくれるんだろうけど。

でも大丈夫だよ。いつも見ているだろうけど、今いるシェパードのズィーナが私達の子どもの面倒をよく見てくれているから。

特にご飯の時間は、娘のこぼしたご飯や残したご飯を絶好のチャンスとばかりに狙っているしね。笑

いつも私達家族のことを見守ってくれていてありがとう。

「愛犬シェパードホープの死と向き合う」への8件のフィードバック

  1. 素晴らしいホームページを閲覧させて頂けた事、感謝致します。
    今私はペトロスのまっただ中におります。夜な夜なネットでシェパードについて・ペットの死について検索しておりまして、この記事にたどり着きました。
    今はまだ苦しみ・喪失感・罪悪感でいっぱいの毎日ですが、この文章のおかげで、いつか愛犬との楽しい日々を笑顔で思い出せるようにならないと、最後まで私を好いてくれたシェパードのウルベルタに申し訳ないと思えるように少しずつ考え方が変わってきました。
    私は動物病院の院長で、2021.1.15に供血犬相棒犬のウルベルタを旅立たせてしまいました。彼女は沢山の犬たちの手術を献血で成功に導き、お手といえば手を差し出してずっと採血を我慢する健気な子でした。誰にでも尾を振る優しい子でした。
    最近は大動脈弁を壊してしまい穏やかに自宅で余生を過ごしておりましたが1月15日の朝急に元気がなくなり、診察が終わったら検査して治療をするから待っててねと言い、後ろ髪を引かれながら病院に出勤しました。
    仕事に少し隙間事件が出来て急いで夜6時半に自宅に戻ると喀血して亡くなっておりました。彼女の力では絶対に登れるはずが無い私のベットに這い上って私の枕元でひっそりと逝ってしまっておりました。
    患者様の犬たちの診療をして、私の家族・相棒・スタッフであるウルベルタを後回しにしてしまった自分を憎んでも憎みきれません。彼女が最後に何を思ってベットの上で事切れたか、寂しかったか、辛かったか、苦しかったか。
    せめて私の膝枕で、私の体の上で看取ってあげたかった。
    ベルちゃんに失礼なのでペットロスを乗り越える気はありません。生涯ベルちゃんの魂と一心同体で生きていきたいと願っております。
    昼は供血犬として夜は近所のパトロール犬としてそれ以外の時は我が家の3女として立派に12年間働いたシェパードのウルベルタを皆に褒めて貰きたく、認めて頂きたく筆を執りました。本当に健気で優しい子でした。
    私は自分が死んだときにウルベルタに会えるという楽しみを持つことが出来ました。
    こんな苦しい文章を最後までお読み頂き有り難うございました。

    返信
    • 井上平太様

      多くの迷惑コメントがあり、ご返答が遅くなりましたことお詫び申し上げます。
      多大な情報の中から当サイトの記事をお読みいただき誠にありがとうございます。

      ベルちゃん、頑張りましたね。最後の力を振り絞って愛する平太パパのベットの上で、お空に旅立ったということ、涙が溢れてしまいました。うちのホープは、旅立つ前に一度もしたことがないキスを(厳しい)うちのボスにしたことでした。

      だめですね、この話になるといつになっても(未だに)大泣きしてしまいます。

      先生に、そして先生の家族やスタッフの皆さんに出会えて過ごせて幸せだったと思います。
      ベストなケアもしてもらえて、甘えられることができるのはベルちゃんの特権だったのですから。

      ペットロスは、時間が掛かりますよね。
      1代目のシェパードが旅立ってからもう6年になりますが、1年はこのHPすら触ることができないくらい辛い日々でした。
      ただ2代目のシェパードを保護してから、もっと中型犬や大型犬の世話で悩んでいる人がいるのかもしれないと少しずつ再スタートを切ることができました。

      つたない文章ながら、こうして先生にお読みいただけて光栄です。
      何でしょう、どんな犬でもそうかもしれませんがシェパードは特に目の奥から物を言ってくるので病気で辛い時などここまで頑張らなくてもいいんだよ。って思った瞬間がありました。
      でも今はお空の上で、うちのホープとベルちゃんが遊んでいると思います。いくらでも太陽いっぱいの草原で寝そべっていられるのですから。最高ですよね!

      ただ泣いていると、お空から彼らが心配するので、(時が来たら)ぜひいつか笑顔でいてあげてください。
      ベルちゃんはいつまでも平太先生を誇りに思っているはずです。

      最期の日まで大好きな先生の大切なパートナーとして、娘さんとして過ごせたのですから。
      こちらこそ、こうしてベルちゃんのお話を聞かせていただきありがとうございました。いつでもぜひ、先生の想いを聞かせてください。

      返信
  2. ご返信有り難うございます。
    ベルはあと3日で12歳の誕生日を迎える矢先でした。
    今でも嘘であれば夢であればと言う毎日です。
    しかし反面、ベルの居ない朝を受け入れ始めている自分も同居しております。
    警察犬学校のシェパードたちを診察していると思い出して涙が出てしまいます。
    メモリアルフォトクッションを作ろうと思ったり、それに依存してしまう自分が怖かったりで、発注してはおりません。
    でも、これから少しずつ頑張っていきたいと思います。
    私が死んだときに胸を張ってしっかりと獣医療をしたよと言える余生を送りたいと思います。
    ホープ先輩犬がうちのベルを導いて頂けるのを想像すると少し気持ちが楽になります。心強いです。
    では、これからも宜しくお願いいたします。
    ご健康に留意して頑張って下さい。

    返信
    • こちらこそ度々のご返信誠にありがとうございます。
      あと少しでベルちゃんの誕生日だったのですね。
      お仕事柄、ベルちゃんを通して様々な出会いがある分先生に出会えて救われた命も多々あること、皆さん感謝していると思います。

      私もホープがお空に旅立ってから、とにかくホープの全てが愛おしく感じていたあまりに、絨毯に落ちている全ての毛を拾おうとするなど掃除機も掛けられない程になった時がありました。
      毛で愛犬のクローンができれば、また会える。でも本当のホープではないし倫理に反しているしと考えたり、毛で何か作れないかなと思ったりとペットロスは私たちにとって大きなものでした。

      我が家では写真や動画でいつでもホープを永遠の家族としてみることができますが、自分の心に正直に、安心する方法でベルちゃんとの思い出を残していってください。
      そして深呼吸をして、今日も頑張るよってベルちゃんに言ってあげてください。
      耳を垂らして、しっぽを振って喜んでいるはずですから。

      返信
  3. 今は亡き子の毛を集める気持ち、本当によく判ります。
    私は愛犬とずっと乗っていたカルディナワゴンをつい最近、カローラツーリングに変えるところでした。実はまず最初に愛犬ベルと旅行に行こうと思ったのですが残念ながら納車に間に合いませんでした。前の車からピンセットで一本一本毛を集めて新車のカローラツーリングに乗せ替えました。泣きながら毛を集めているところに新車の納車に来たトヨタの方は何と思ったかどうか・・・
    存命中はただの抜け毛でゴミだったのに、今は宝物です。新車に犬の毛を乗せ替える気持ちなんて判らない人には判らないでしょうね。
    でも、これでどこに行くのも一緒です。

    お互い頑張って、先に天国に行った子達に胸を張って会えるように生きていきましょう。
    御連絡頂き有り難うございました。

    返信
    • そうだったのですね。
      この気持ちは愛犬を亡くした飼い主にしかわからないですね。

      今いるズィーナの落ちたヒゲですら、収集している私です・・・。
      じゃじゃ馬でもいつか、その時が来てしまうんだろうな、とふとヒゲを見るたびに思ってしまいますが
      本当に、先に天国に行った子達に胸を張って会えるように生きていくのみですね。

      こちらこそ貴重なお話をありがとうございました。
      いつでも、気が向いたときにでも、心情の変化があった時にでもここへ気軽に立ち寄ってください。
      感謝を込めて。

      返信
  4. 私がペットロスに陥っていることを心配した子供達が集まり、先日ベルのささやかな慰霊祭を行いました。
    私の住む上尾は荒川の近くなのですが、その源流に三峯神社という山犬が御眷属としてまつられる神社がございます。そこの遠宮に犬神様をお祀りする御仮屋と言う社がございます。
    2月23日に家族でそこにベルの胴輪と綱を持って行き、私のわがままから解き放たれ、楽しく野山を駆け回れるように天国に召されるようにお参りしてきました。
    帰りの車の中では出来なかったことを考えるのでは無く、ベルト出来た楽しいこと素敵なこと褒められたこと嬉しかったこと役に立ったことを沢山思い出しながら家族で話をしました。よく考えるとやっぱり楽しかったことが一番多いんですね。
    ベルが心配しないようにちょっと頑張って、笑顔で49日を迎えたいと思います。

    返信
    • お知らせいただきありがとうございます。
      慰霊祭を行ったのですね。
      そうですよね。楽しい思い出がいっぱいできたこと、
      それがベルちゃんの一番の幸せ、家族の幸せですね。

      返信

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