ドミナント(親分)系シェパードと飼い主の付き合い方

ドミナントドッグと呼ばれる親分系の犬と飼い主や家族とのつきあい方は、子分系の犬と何が違うのか?うちの犬はどっちか区別をつけられますか?

ドミナントドッグ(親分系)犬と飼い主の関係

ドミナントドッグ(親分系)犬と飼い主の関係

上下関係をしっかりと築きましょう。
非常に自立心が強いので、中途半端な関係にある場合は、自分が先頭に立って主導権を握ろうとします。これは本能的なもので飼い主を嫌がらせるという意味ではありませんが、飼い主がしっかりとリーダーになってあげることで、理解を示す性格です。

基本的に本質的に攻撃的であったり力の強い犬種なら、特にこの上下関係を築くことは将来良い子になるかどうかも左右します。

どうしても言うことをきかない場合は、体で教えます。
腹ばいにして、犬に股がって私が上だ。ということを教えるのです。これは犬の群れでもあるように、上下関係を教える手段として行うものでシェパード飼育は体力が必要であることの理由の1つでもあります。

ドミナー(親分)系犬と室内飼育でのポイント

ドミナー系のシェパードや犬を室内飼育するときは注意が必要です。
ソファーなどには座らせません。ソファーやベッドは飼い主のものだといことを教え、ドミナー系の犬には、ラグなどを与えるとよいでしょう。

ラグがある場所、すなわちここに居ていい所。ということを教えることです。

ドミナー犬と来客

アルミ(金属製)犬クレート

来客があるときは来客に目を合わせないように支持を事前にします。
または別の部屋や犬のゲージ(ケージ)で見えない場所で待機するように、教えます。

※特に激しい犬や力のある犬にはアルミゲージが頑丈で人気です。

ドミナー(親分)系シェパードと子供の関係

子どもとの接触はおすすめしません。
性格上リーダー(親分)格の性質を持っているので、子供を自分より下と判断してしまうため万一子供が無意識でドミナードッグに近づいた反動で粗相をしてしまう可能性もあるからです。

警察犬から学ぶ性格別の対応

米警察犬の場合も同様ですが、任務を終えた日は家族の元へは戻らず犬舎で休ませるといいます。
というのは本能的に興奮しやすい犬たちは、持っている力を制御できないことがあるためこういった判断をハンドラーである警察が判断するのだそう。

同様に飼い主の私達がこれらの性格を見分けて、その子に合わせた犬の生活方法を教えてあげることでストレスへも影響していること、お分かりいただけましたね。

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