フランスの自爆テロで5人の警察官の命を救った警察犬ディーゼルが、今世界の注目の的となる感動のストーリー。たとえ犬でも人間のために今まで積み重ねてきたミッションを最期までこなした警察犬ディーゼルなのです。
フランスの女性自爆テロ攻撃
フランスパリ北部サンドニ市で18日午前4時25分頃に、パリ連続多発テロの首謀者とされる「イスラム国(IS)」のメンバー、アブデルハミド・アバウド容疑者を含む武装グループの潜伏するアパートを包囲したニュース、まだ記憶に新しいニュースの1つだと思いますが、自爆テロの犯行者の女性が自爆したものの5人の警察官の命を守った素晴らしい警察犬ディーゼル。 この子はフランス国民だけでなく、世界中の愛犬家の心を深く関心を寄せているのです。
【関連記事】米海兵隊ジャーマンシェパードルカへメダル授与
警察犬ディーゼル(Diesel)
ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアのディーゼルは、警察犬エリート集団Research, Assistance, Intervention and Deterrence(RAID)unitの一員として活躍していた犬。
オスの名前ながら7歳でメス、爆弾探知犬として勇敢にテロリストと戦った犬、常に一緒にそして7年もの間連れ添ってきた訓練士かつハンドラーとして非常に辛い別れだと感じます。
イスラム教と犬
イスラム教徒の人たちは犬や豚は汚いものという文化が多く残っているので、今回の爆弾探知犬ディーゼルが自爆テロの女性を発見した際、そういった理由があってか驚いて警察犬ディーゼルと共に爆破したのではという報道などもあります。
過酷な訓練にも耐えたディーゼル、女性が自爆ベストを爆発させた際に被害にあったのが警察犬だけだったというものではありましたが、命を懸けて任務をやりきったディーゼル。天国で美味しいものが沢山待っているよ。そういった書き込みなどもネット上で見られた警察犬勇敢ストーリーの1ページとなったフランスの警察犬ニュースでした。