一体どの餌がいい?犬の手作りご飯とドッグフード、生肉と調理済み肉、それぞれのメリットデメリットや意外に知られていない生肉食手作りご飯の効果やどういったお肉を選ぶとよいかなど徹底調査しましたが、犬の健康のためにあなたはどの方法を選びますか?
犬と生肉の歴史
犬は長い間人間と一緒に暮らしてきた動物として、家族や家畜を守ってきた歴史も深い動物です。狩猟後の肉のおこぼれを貰ったり、人間の残飯まで処理ができる為グルメな動物ですが、なぜ今生肉を食べなくなっているのか?以下の点にまとめて犬のご飯について紹介してまいります。
なぜドッグフードを与え続けるのか
ドッグフード、つまりドライフードが主流となったのは、1粒1粒に多くの栄養素を詰め込んで手軽にご飯をあげられることをはじめ、保存が効くということでしょう。
ただ一方で、原材料表示は国の定める基準により全ての原材料を表示しているところもあれば、主体となる材料のみを記載しているところまであるため、飼い主である私達もどこまで信じたらよいのか、日々勉強をしていく必要もありまた犬に合うものなのかも実際に与えてみなければ分からないというデメリットもあります。
しかし本当にどのような犬のドライフードでも安全で健康的なのでしょうか?
長生きの秘訣。良質ドッグフードの選び方
今までこのドッグフードを与えていました(万一何か自然災害が起こり冷蔵庫が使えなくなると生肉が与えられないので、ドライフードに戻す場合はこの同じドッグフードを与えます)が、やはり最低限確認したいのは、第一原材料です。
- 高品質なドッグフードの見極め方
- トウモロコシが入っていないもの
- グレインフリーであること
- チキンミールなど肉類などが豊富に含まれていること
- 自然原材料の防腐剤を使用していること など
獣医が推奨とあるだけのドッグフードに注意
よく獣医さんのおすすめのドッグフードなどが多く販売されていますが、ただの広告に振り回されないことです。重要なのは原材料であることは忘れてはいけません。
ただ良質のドッグフードであっても、犬本来昔から食べてきた生肉食について調べると様々な利点があることを知り、また海外でも多くの犬たちがドライフードから生肉食に変えたことで健康的なメリットが高まっているという事例も多くあるのです。
犬の手作りご飯が安心な理由
手作りのご飯は非常に安心感があります。
というのは、巷にはあらゆる種類の犬の餌が国内外に沢山あふれているので、非常に注目のマーケットでもありますが、一方ドッグフードの原材料により不健康を招く恐れのあるものまであり、大問題に発展し、裁判沙汰になるケースまである深刻な問題の1つでもあります。
一例ではありますが、アメリカの団体がクラウドファンディングをして犬猫フードの安全性を確かめるべく調査機関へ(調達できた資金の関係上12種ではなく)8種類のバクテリアなどを調査したところ、餌の中に抗生物質でさえ効かないバクテリアが混入しているものもあったというのです。(※資料3)
一方自宅で愛犬のために手作りのご飯は、作るのは大変かもしれませんが実際に飼い主自身で作るため、無添加安心安全な食事を犬に提供することができます。
金額はドライフードと手作りフードとどちらが掛かるのかは犬の大きさや食欲、今まで買っていたドッグフードにより異なるため一概にどちらが高いとはいえませんが、安心感が大きく異なります。
犬に安いドッグフードを与えればコストは安く済むように見えますが、安いドッグフードを選べば選ぶほど健康問題にも影響する可能性も高いとも言われています。
安いだけのドッグフードを与え続けて、元気のない犬。その後いつも病気になって獣医代が掛かるのでは、意味はありません。
犬も人間同様、安心安全な栄養満点な食事をして健康維持ができることが理想的だと思いませんか?
(↓次ページでは、生肉と加熱した肉や生肉のメリットデメリットなどについて)